ミニマリストの基本:初心者が知っておくべき定義とメリットとは?
ミニマリストという言葉、最近よく耳にしませんか?😊 近年、多くの人々がこのシンプルで豊かなライフスタイルに興味を持……
片付けを始めても、気づけば途中で止まってしまう。
「私って意志が弱いのかな」なんて、ため息をついたことはありませんか?
実はそれ、あなただけではありません。
私自身も何度も繰り返してきた失敗です。
とくに本の整理は大変で、山を作って縛ろうとしたのに、結局読み返して手が止まったり。
フリマアプリで売ろうとしても、写真を撮った時点で疲れてやめてしまったり…。
罪悪感と完璧主義に縛られて、結局また部屋が元通り……。
でも調べていくうちにわかったんです。
「片付けが続かない人」には、みんな共通する落とし穴があるということ。
この記事では「片付けが続かない共通の落とし穴」と、そこから抜け出すヒントをお伝えします。
「私だけじゃなかった」と安心できるだけで、きっと今日から少し気持ちが軽くなるはずですよ。
このブログの運営
「高野拓海」と申します。
@takumix5150
たくさんの本に囲まれて幸せを感じていた高野ですが、本棚に入りきらなくなり床のスペースを侵食し始めたあたりから処分を考え始めました。
そこで高野が始めたのは、この3つの取り組みでした。
● 紙の本と電子書籍の併用
● 一日一捨て(高野拓海のXにて取り組み中)
● 宅配買取による所蔵本の削減
このブログは、この3つの取り組みを通して、モデルルームのようなシンプルライフを手に入れるため、行動したことを記しています。
あなたもぜひ、この記事を読んでシンプルライフをエンジョイしましょう!
「片付けが続かないのは、私の意思が弱いから…」
そう思って、自分を責めてしまう人は本当に多いです。
でも実は、片付けが続かないのは“性格の問題”でも“やる気不足”でもありません。
片付けという行為そのものが、そもそも続けにくい条件をたくさん持っているからなんです。
ここでは、その理由を整理してみましょう。
片付けを始めるとき、ただモノを移動させているだけに見えるかもしれません。
でも実際は、見えないエネルギーをものすごく使っています。
たとえば、本棚を整理するときの流れを思い出してみてください。
終わった頃には、「今日はもう無理…」とぐったりしてしまう。
これは、脳科学的にも自然なことなんです。
脳は一日にできる「決断の回数」に限界があります。
これを「意思決定の疲労(decision fatigue)」と呼びますが、片付けはその「決断の連続」。
つまり、やればやるほど脳が疲れ果てて、続けられなくなってしまうんです。
だから、片付けを三日坊主でやめてしまうのは「根気がないから」ではなく、むしろ自然な結果。
誰だって判断を繰り返せば消耗するんです。
本やCD、思い出の品を前にすると、手が止まってしまいますよね。
こうした心理的なブレーキは、実はとても自然なものです。
人は「損をしたくない」という心理(プロスペクト理論)に強く縛られるからです。
つまり、「得をする喜び」よりも「損をする痛み」のほうを強く感じる性質がある。
だから「手放してスッキリするかも」という未来より、「捨てたらもったいない」という今の気持ちが勝ってしまうんです。
「まだ読んでないから…」なんて思ってしまうのも、この心理の典型なんですね。
片付けは自分の努力だけではなく、環境にも大きく影響を受けます。
こうした状況で「自分だけ頑張ろう」と思っても、どうしても限界があります。
だから「片付けが続かない=自分のせい」と考える必要はまったくないんです。
大事なのは「意思を強くすること」ではなくて、
仕組みを変えて、片付けを“続けやすくする工夫”を取り入れることなんです。
正直に言います。
わたし高野も最初から片付けをうまく続けられたわけではありません。
むしろ何度も挫折しました。
「よし、今日は本棚を一気に片付けるぞ!」と意気込んで、朝から段ボールを用意して、
本を山のように積み上げて……そのまま夜になっても終わらず、
結局途中で力尽きて、部屋は以前より散らかってしまうという始末。
その山を見ていると、「どうせ自分には片付けなんて無理なんだ」と気持ちが沈み、目を逸らすしかありませんでした。
そして次の日からは、片付けのことを考えるのも嫌になり、しばらく放置。
もうどうすればいいかわからず、途方に暮れていました。
当時の僕は、片付けといえば「大掃除」や「断捨離」というイメージしかありませんでした。
つまり、「一日で一気にやらなければいけない」と思い込んでいたんです。
でも現実はそううまくいきません。
本は数百冊もあって、一冊一冊に思い出が詰まっている。
「これは大学時代に読んだな」「これは友達からもらった本だ」――そんな記憶がよみがえるたびに、
手は止まり、気持ちは揺れ、結局仕分けは進まない。
気づけば「判断疲れ」でクタクタ。
片付けどころか、自分の中のエネルギーがごっそり削られていきました。
さらに困ったのは、失敗が一度では終わらなかったこと。
「よし、次こそ!」と気持ちを立て直しても、また同じパターンで挫折する。
本を積み直しては途中で疲れて投げ出す。
フリマアプリに出そうと写真を撮るけれど、発送準備の手間を思うと気が重くなってやめる。
宅配買取のダンボールを取り寄せたはいいものの、詰める段階で放置する。
まるで「三日坊主」の繰り返しです。
そのたびに、「自分はなんでこんなに片付けられないんだろう」と自己嫌悪に陥りました。
今振り返ると、あの頃の僕は「方法」よりも「自分の性格」に原因を求めていたんです。
「自分は意志が弱いからダメなんだ」
「片付けられる人は生まれつき几帳面なんだ」
そうやって自分を責めることで、ますます片付けが遠のいていきました。
部屋は散らかる一方なのに、心の中は「もうダメだ」の気持ちでいっぱい。
本を片付けるどころか、自己肯定感まで減っていく。
そんな負のループに、どっぷりはまっていました。
けれどある日、ふと気づいたことがあります。
それは「一気に片付けようとするから続かないんだ」ということ。
たとえば机の上に転がっていた、インクの出ないボールペンを一本捨てる。
それだけなら3秒で終わる。
しかも終わったあと、不思議とちょっとスッキリする。
「もしかして、片付けって“これくらい小さくていい”のかもしれない」
この気づきが、僕にとって大きな転換点になりました。
つまり、僕の挫折は「自分の意志の弱さ」ではなく、
「片付けの方法の選び方」が間違っていたせいだったんです。
もしあのとき、無理に大掃除を繰り返していたら、
今のように片付けを習慣化することはできなかったでしょう。
挫折の経験があったからこそ、
「小さな一歩でいい」
「時間をかけて、気長に積み重ねればいい」
片付けは気合いや根性で乗り切るものではありません。
小さくても「続けられる方法」を見つけることが、一番の近道なんです。
だから、もしあなたが今「また続かなかった」と落ち込んでいるなら、
それは失敗ではなく、気づきのチャンスです。
僕も同じように何度もつまずいたけれど、
そこから少しずつ前に進めるようになりました。
片付けが続かないと、「私ってやっぱり意志が弱いんだ…」と落ち込んでしまう。
続かない理由は“性格”や“根性”の問題ではなく、もっと具体的で、誰にでも共通する「環境」や「仕組み」の問題に隠れています。
では、続けられない原因を考えてみましょう。
私たちの脳は、生き延びるために「現状維持」を好むように設計されています。
たとえば毎日同じ通勤ルートを使うのは楽ですが、知らない道を通ると少し緊張しますよね。
片付けも同じで、「散らかったままの部屋」という現状は不便でも、脳にとっては“慣れた環境”。
そこに新しい習慣(毎日10分片付けるなど)を入れると、抵抗感が生まれてしまうんです。
つまり、途中でやめたくなるのは自然なこと。意志が弱いからではなく、脳の仕組みそのものなんですね。
片付けは一人だけで完結するものではありません。
夫や子どもがいれば、せっかく整えた棚に新しい物が置かれたり、子どもの工作やプリントが次々増えたり。
「自分だけ頑張っても意味がない」と思った瞬間に、やる気はしぼんでしまいます。
私も過去に「今日はリビングをすっきりさせるぞ」と気合を入れて片付けたのに、翌日には家族の荷物で元通り。あのときの脱力感といったら…。
まるで努力を全部否定されたようで、「もういいや」と投げ出してしまったんです。
でも、これも「自分が悪い」のではなく、家族の暮らしという現実があるだけの話。
続かないのは当然なんです。
「理想の部屋にするぞ!」と完璧を目指すほど、スタート地点とのギャップに押しつぶされてしまいます。
雑誌やSNSで見かけるミニマリストの部屋と、自分の散らかった部屋を比べてしまう。
すると「どこから手をつけたらいいの?」と途方に暮れ、最初の一歩すら重くなってしまいます。
片付けはマラソンに似ています。
いきなり42kmを走れと言われたら、誰でも尻込みしますよね。
なのに私たちは「今日は全部片付けるぞ」と無理な目標を立てがちなんです。
結果、ゴールに届かない自分を責めて挫折してしまう。
これも意志ではなく、無理な「目標設定の仕方」が原因なのです。
本や洋服を手放そうとするとき、「まだ使えるのに捨てるなんて」「思い出があるから捨てられない」と心の声が聞こえてきませんか?
これは“モノへの感情”が関わっているからです。
合理的に考えれば不要でも、気持ちの整理が追いつかないと行動できないんですね。
私自身、本を手放すときは本当に苦労しました。
ページをめくると、そのときの気持ちや出来事まで思い出してしまう。
本を処分箱に入れるなんてできなくて、手が止まってしまうんです。
このように「心の整理」が追いつかないまま片付けを進めようとすると、途中で必ずストップがかかります。
でもそれは弱さではなく、人間として自然な感情。
むしろ“モノを大切にしてきた証拠”とも言えるでしょう。
ダイエットも片付けも共通しているのは、「すぐに結果が出ない」と続かないという点です。
1日や2日片付けても、本棚が少し空いただけ、引き出しが1つ軽くなっただけ。部屋全体の変化が見えにくいと、やる気は続きませんよね。
私も経験があります。休日に思い切って片付けたのに、次の日にリビングを見たら「全然変わってないじゃん」と落胆。
そこで一気にモチベーションが下がり、片付け熱が冷めてしまいました。
この小さな変化を実感できないことこそが、継続を阻む大きな原因なんです。
ここまで見てきたように、片付けが続かないのは意志の問題ではなく、脳の仕組み、家族との暮らし、目標の立て方、感情、成果の見えにくさ――すべて外的な要因なんです。
だからこそ、「私はダメだ」と責める必要はありません。
むしろ「続かなくて当然だった」と安心していいんです。
片付けを続けるには、意志を強くするよりも「小さな仕組み」を整えることが大切です。
毎日1冊だけ本を見直す、5分だけ机の上を整える、成果を写真で記録して“見える化”する…。
そんな工夫で、自然と続けられる流れが生まれていきます。
片付けは“自分との戦い”ではなく、“仕組みづくり”。
意志が弱いから続かない、なんて思い込みは今日で手放してしまいましょう。
片付けを続けられないのは意志が弱いからではなく、環境や仕組みが整っていないだけ――。
そう理解できると、少し気持ちが軽くなりませんか?
では、どうすれば片付けを自然に続けられるようになるのでしょうか。
その答えは「習慣化」にあります。
習慣になれば、特別なやる気や根性はいりません。
歯磨きやお風呂のように、当たり前にできる行動に変わっていくのです。
ここでは、実際に私自身が試して効果があった「習慣化の工夫」をいくつかご紹介します。どれも今日からできる小さなステップばかりです。
片付けを習慣にする最大のコツは「ハードルを下げる」ことです。
「今日は2時間かけて部屋を一気に片付けよう」と意気込むと、始める前から疲れてしまいますよね。
だからこそ「たった5分」だけでOK、と決めてみましょう。
例えば寝る前の5分、机の上だけを整える。朝の5分、本棚から1冊だけ手放す本を選ぶ。
たったこれだけでいいんです。
続けるうちに「せっかくだからもう少しやろうかな」と気持ちが乗る日も出てきます。
逆に気分が乗らない日は本当に5分でやめても構いません。
「小さく始める」ことが習慣化の第一歩なのです。
人は成果が見えないと挫折します。だからこそ「視覚化」が有効です。
おすすめは「ビフォー・アフター写真を残す」こと。
散らかった引き出しを片付ける前にスマホでパシャリ。
終わったらもう一度撮影。
これだけで「こんなに変わった!」と実感できます。
また、片付けた日をカレンダーにチェックする方法も効果的。
シールやスタンプを使えばちょっとしたゲーム感覚になり、「連続記録を途切れさせたくない」と自然に続けたくなります。
私もこの方法でモチベーションが落ちた時期を乗り越えました。
1冊本を減らすたびにカレンダーに丸をつけていったら、1か月後には見事に丸が並び、ちょっとした達成感を味わえたんです。
「手放す=捨てる」と考えると、罪悪感や抵抗感が強く出てしまいます。
そこでおすすめなのが「移動」と捉えること。
つまり、「自分の家から、必要としている誰かのもとへ移動する」と考えるのです。
宅配買取サービスやフリマアプリを利用すれば、ただの不要品が次の人にとっての宝物に変わります。
しかも少しのお小遣いにもなるので、「もったいない」という気持ちを前向きに変えることができますね。
私も最初は「ゴミ袋に入れるしかない」と思って苦しかったのですが、宅配買取を利用するようになってからは罪悪感がスッと消えました。
「本を大切にしてくれる人のもとへ行くんだ」と思えると、驚くほど気持ちが軽くなるのです。
一度に大量に片付けるのは大変ですが、「1日1つだけ手放す」と決めれば楽になります。
1冊の本、1枚の書類、1つの雑貨。
これを毎日続けるだけで、1か月後には30個、1年後には365個のモノが減ります。
積み重ねの力は本当に大きいんです。
私の場合、本を中心に「一日一捨て」を続けました。
気づけば棚の空きスペースができ、次第に部屋の空気まで変わってきたんです。
「今日はどれを減らそうかな」と考えること自体がちょっとした習慣になり、片付けが苦痛ではなくなっていきました。
一人で片付けを続けるのは孤独との戦いになりがちです。
そんなときは「仲間」を作るのが効果的。SNSで「#一日一捨て」を投稿している人をフォローしたり、自分の片付け記録を写真でシェアするだけでも、仲間意識が生まれます。
私もTwitter(今のX)で「今日の一日一捨て」を写真付きで投稿しています。
「いいね!」がつくだけで「よし、明日も頑張ろう」と思えますし、
小さな承認が積み重なり、習慣化の後押しになりました。
いつも「いいね」いただけるツイ友さま
お力添えいただきありがとうございます!
片付けを続けるには、意志ではなく仕組み。
つまり「小さな習慣」を積み重ねることが答えです。
5分だけやる、成果を見える化する、手放すのではなく移動と考える、一日一捨、仲間とつながる――。
これらを組み合わせれば、片付けは特別なイベントではなく、自然な日常の一部に変わっていきます。
そして、習慣化さえできれば、片付けはもう苦しい作業ではありません。
むしろ「今日も少し前に進めた」と、心が軽くなる行為へと変わっていきます。
「続けられないのは意志が弱いからじゃない」と理解し、「習慣にしてしまえばいいんだ」と切り替える。
この考え方が、散らかった部屋から抜け出す最大の鍵になりました。
片付けを習慣にする――。
その一歩を踏み出すと、日々の暮らしは少しずつ、でも確実に変わっていきます。
散らかった部屋がいきなりモデルルームのように変わるわけではありません。
最初の数日は、部屋の景色がほとんど変わらないかもしれません。
けれど「5分の片付け」や「一日一捨て」を続けていくと、ある日ふと気づくのです。
「なんだか部屋が広く感じる」
「探し物がすぐに見つかる」
「家族に“スッキリしたね”って言われた」
そんな小さな変化が、暮らしの心地よさを大きく押し上げていきます。
片付けが進んでいくと、まず実感するのが「朝の快適さ」です。
以前はテーブルの上に雑誌や子どものプリントが山積みで、朝食を並べるのも一苦労。
出勤前に鍵や財布を探して慌てることも多かったでしょう。
けれど今は違います。テーブルには最低限の物しかなく、朝食の準備がすっと整います。
必要なものは定位置にあるから、探すストレスもゼロ。
出かける前に慌てることがなくなり、穏やかな気持ちで一日を始められるのです。
「モノが減るだけで、こんなに朝が楽になるんだ」と実感する瞬間です。
片付いたリビングは、家族の時間を変えます。
以前はソファに積まれた洗濯物や、本棚からあふれた本に囲まれて、自然とテレビに頼りがちでした。
けれどスペースがスッキリすると、不思議と家族がリビングに集まりやすくなります。
お子さんが床に寝転んで遊んだり、夫婦で一緒にドラマを見たり。
ちょっとした雑談が増えて、笑顔の時間が多くなります。
「モノの山」に遮られていた家族のつながりが、少しずつ戻ってくるのです。
リビングのスペースがスッキリすると、
「家族の時間」が良い方向に変わります。
片付いた部屋は掃除のしやすさが段違いです。
床にモノがないから掃除機をスッと動かせるし、テーブルの上も拭くだけで終わります。
「掃除=重労働」というイメージがなくなり、ちょっと気になったときにサッと掃除できるようになるのです。
結果、部屋が「散らからない状態」でキープできる。
片付けと掃除が相乗効果を生み、ラクに心地よい空間を保てるようになります。
片付けが続いた先で最も大きな変化のひとつが、「人を招きたくなる」という気持ちです。
散らかった部屋では「急に来客があったらどうしよう」と不安になり、人を呼ぶこと自体が億劫になってしまいますよね。
でも、部屋が整うと逆に「ちょっとお茶でもどう?」と気軽に声をかけられるようになります。
お子さんの友達を安心して呼べるし、親しいママ友ともリビングでゆったり話せる。
人とのつながりも自然と広がっていきます。
「部屋が整うと、心も人間関係も整う」――これを実感する瞬間です。
片付けを習慣にすると、「時間のゆとり」が確実に増えます。
探し物をしない、片付けで悩まない、掃除に時間がかからない――。
この積み重ねで生まれた時間は、読書や趣味にあてられます。
「やっとあの小説を読めた」
「前から気になっていた趣味を始められた」
そんな喜びが、暮らしをより豊かにしていきます。
片付けは、モノを減らすだけでなく「心のゆとりと自由な時間」を取り戻すきっかけになるのです。
片付けを続けた先にあるのは、「理想の部屋」に近づいていく実感です。
雑誌やSNSで見て憧れた、すっきりと洗練された空間。「私には無理」と思っていたその景色が、少しずつ現実になっていきます。
もちろん、まったくモノのないミニマルな空間を目指す必要はありません。
お気に入りの本や大切な思い出の品は残しても構わないのです。
要は「自分と家族にとって心地よいバランス」を見つけること。
それが実現できたとき、部屋はただの生活空間ではなく「癒しの場所」になります。
ここまでの未来像を読んで「そんなの理想でしょ」と思ったでしょうか?
それとも「もしかしたら私にもできるかも」と感じたでしょうか?
大切なのは「少しならできる気がする」と思えることです。
その瞬間から、未来は動き出しています。
片付けは一気にやるものではなく、小さな積み重ねで未来を形作っていくもの。
毎日の5分や一日一捨てが、やがて部屋全体を変えていきます。
そしてその先には、「スッキリした部屋で気持ちよく暮らす自分」が確かに待っているのです。
ここでは片付けが続かない理由を整理
高野の経験をお話ししています
片付けが続かない理由を説明
片付けを続けるための解決策を説明
片付けを継続するとおこる未来を説明
ここまで読んで、「それでも私には無理」と思ったかもしれません。
けれど、必ずできます。
なぜなら私自身がそうだったからです。
小さい頃から整理整頓が苦手で、本や雑貨に囲まれて暮らしてきました。
気づけば足の踏み場もなく、居心地の悪さにストレスを感じていました。
そんな私でも少しずつ、部屋を取り戻すことができたのです。
だから、きっとあなたにもできます。
片付けを続けることは、部屋を整えるだけではありません。
心を整え、時間を生み出し、家族との関係まで良くしてくれるものです。
あなたの部屋をモデルルームのように取り戻すことは、簡単ではないかもしれません。けれど絶対にできます。必要なのは「やる気」ではなく「時間」と「習慣」です。
さあ、今日からほんの小さな一歩を踏み出してみませんか?
未来のあなたは、きっと笑顔でこう言っています。
「やってよかった」――と。